10月 27, 2011

葡萄棚をつくりました。

今回は、七里ケ浜のお客さまからのご依頼でつくらせて頂いた葡萄棚のご紹介です。

ご新築をされて、これから庭づくりを始めていかれるにあたり
お庭の一角に葡萄を植えたいというご要望からスタートした今回のお話し。

葡萄の葉がとてもきれいでお好きだということで、
そのための棚をつくりたいとのことでした。

せっかくつくるのであれば、家のデザインにも合っていて、
強度もしっかりしたものにしたいところ。

葡萄棚だけが主張しすぎないように、先に植わっていた高木とのバランスと
今後植えていく植物との関係を考えながら配置・デザインを検討しました。
そこでは、お庭を担当されている植木屋さんともしっかり打ち合せを行います。


枕木の通路のRに合せた台形のデザインです。
素材は、ウェスタンレッドシダーを選択。
柱の本数を通常より少し狭い間隔で入れることにより
強度も増す上に、道路からの見え方としてもいいバランスに…


全てオリジナルでつくるため、サイズは全てお客さまのご要望通りになるんです。


そして、いつもはこれで完成。
ウェスタンレッドシダーは木自体に腐れに強い成分を持っているため、
このまま経年変化を楽しまれる方がほとんどなんですが…

今回は、もう一工程あるんです。


お客さまのイメージが濃茶色にしたいということでしたので、
今回は防腐・防虫機能をもっている塗料で仕上げの塗装を行いました。

浸透性なので、木の通気性もしっかり残ります。


写真だとわかりにくいかもしれませんが、木目もしっかり残ってきれいな仕上りに…


道路から見上げた葡萄棚は、こんな感じ。
家そして塀・柵とのバランスがとてもいい雰囲気となりました。


あとは、葡萄がからまって育ってくれるのを待つばかりです。

また、葡萄やその他の植物が植わった時に見させて頂くお約束をして
僕はお客さまと別れました。


どんなお庭になっていくのか、僕も本当に楽しみです…

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