家に帰ると大至急の回覧板が…
僕たちが葉山に越してきてから、いつもずっと温かく見守ってくれていた。
いつも真っ黒に日焼けした顔で、自転車に乗りながら優しく微笑んでくれた。
誰にでも優しく声を掛けてくれた。
みんなが笑顔でいることをいつも願ってくれていた。
近所の子供たちの様子をいつも気にかけてくれていた。
いろいろ思い出しても、笑顔しか出てこない。
とにかく素敵な人だった。
笑顔が素敵な人だった。
でも、もうあの笑顔を見ることは出来ない…
信じたくないけれど、これが現実か…
僕は思う。
笑顔の素晴らしさを。
僕は思う。
常に笑顔を大切に生きていこうと。
僕は思う。
悲しいけど、下を向いてはいけない。
しっかりと前を向いて、僕は週末に最後のお別れをしてこようと思う。
そしていつか、あの人に負けないくらいの素敵な笑顔でいられる自分になろう。
それが僕の唯一出来ることだから…
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