「今日、葉山で知り合った友人が結婚式をあげている…」
僕は昨日バスで偶然一緒になった友人から、たまたまその話しを聞いた。
友人は、その横に一緒にいた彼女と共に、笑顔で話しをしてくれた。
明日結婚式をあげることを…
僕も知らなかったが、まだほとんどの人たちにも話しをしていないと彼らは言う。
人それぞれの感覚であり、人それぞれのタイミングがあると思う。
僕は、彼らのそんなスタンスがとても微笑ましく思えた。
バスを降りたところで別れ際、僕は「おめでとう。」と言って彼らと握手をした。
彼らは僕に笑顔を返してくれた。
そして彼らは、結婚式をあげる結婚式場のある街まで行く為に電車の改札口へと向かった。
きっと今日、想い出に残る素敵な結婚式をあげていることだろう。
『ほんとうにおめでとう。そしていつまでも仲良くね…』
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